2008年2月29日金曜日

からだのこと。

あじです。

今日私自身はUNDOの練習はありませんでした。
が。昔からやっているダンスの稽古が今日あったので行ってきました。

うちのスタジオでは毎回、最後に短い踊りを踊ります。
なんか名前がついていましたが忘れました。
で、2回ほど順振り(大抵は右始まり)をやり、次の回ではその逆を踊ります。
今日は逆の日(左始まり)の日でした。

まずは自分で左になおす。丁度鏡の感覚。全くの左右逆。
そのあとに先生と一緒にやって答え合わせ。
何となくわかったところで曲に合わせて踊ります。

とにかく踊りづらいことこの上ない。
左先行だし左回りだし。前回、前々回のレッスンで散々右に慣れているのもあいまって、
踊っていてもぎこちないし、実際鏡の中の自分はとてもカッコ悪い。
特に今回の振りでは、左手を前に投げ出すのがまるで

「後楽園で、僕と握手!」

にしか見えないとかいう体たらく。
そんなことを言っていたら、先生がアドバイスをくれました。
「右手でやってる時は手に力なんて入ってないでしょ」
って。


つまり何が言いたかったかと言いますと。
順振り(やりやすい方の振り)でやっている時は無意識にできていることが、
逆振り(やりにくい方の振り)でやっている時はできないということです。
そこで大事なのは、何がどう違うのか。どこをどう直せば、右先行で踊った時みたいに
すんなり気持ちよく踊れるのか。カッコよく見えるのか。
そういうことに気づけるんです。

他人の動きを見るのは大事。他人の動きを吸収することは大事。
でも、ただ動きを左右反転させることで、自分の体ともう一度対話できることは、
何だかものすごいことのように感じたんです。



上手く説明できませんでした。
この感動、きっとやってみなきゃわからないような気がします。
やってみても、この(大人クラスになってからの)5年間、気付けなかったわけですし。
でもすごいんだ。本当に。
一人でも体との対話がこんなに明瞭になるとは思っていなかったから。


なんて、ちょっと真面目ぶったりしてみたりして。


今日気づいたこと。
私、右手より左手の方が長い。しょっくー。

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